2014年11月5日水曜日

日本海縦貫線号の旅(その2)

前回、新潟から青森まで移動してきました。
旅の目的は寝台特急「日本海縦貫線号」に乗ること。

14時過ぎに青森駅へ行き、キップを受け取り。

3番線に行くと、すでに今回の旅の主役、日本海縦貫線号が入線していました。

ヘッドマークはかつての寝台特急日本海を模したもの。


最後尾にまわって。

テールマークもヘッドマークにあわせて日本海を模したもの。

発車案内板には「臨時団体専用」と表示されていました。

サボはこんな感じに。

2番線にまわって編成全体を見る。

最後尾から見るとこんな感じ。

さて、あれこれと撮影している間に発車時刻が近づいてきました。
もっと撮影していたいところですが、乗り遅れるわけにはいかないので乗車します。

青森を発車したあとの時刻表は以下のとおり。
太字になっているのが客扱いありの駅で、それ以外は運転停車です。
青森を15時26分に発車して、大阪駅に到着するのは翌日の9時50分。
寝台列車日本海と比べるとかなり遅いですが、その分ゆっくりと車窓を楽しむことができます。

駅名着時刻発時刻駅名着時刻発時刻
青森(14:39)15:26幕内21:4321:56
津軽新城15:3515:47鶴岡22:0222:03
大釈迦16:0116:02府屋22:4222:43
弘前16:2216:24岩船町23:2123:24
石川16:3216:43新津0:160:18
大鰐温泉16:5016:51直江津2:002:02
大館17:2117:28金沢4:204:23
下川沿17:3517:39福井5:215:23
東能代18:1518:19今庄5:536:21
北金岡18:2718:31敦賀6:397:24
鹿渡18:4418:50安曇川8:038:12
八郎潟19:0119:05京都9:019:02
秋田19:3419:37新大阪9:309:45
羽後本荘20:1620:18大阪9:50(9:56)
酒田21:1520:20

私が乗る5号車はオハネフ25 205でした。

開放B寝台。寝台列車と言ったらこれだよなぁ。早速ゴロンとしながら車窓を眺めます。

16時になると記念グッズの販売会が開始されました。
私が買ったのはこちら。「特急北越 新潟」をラミネートしたもの。

大館駅を発車後に夕食の駅弁が配られました。大館といえば花善の鶏めし。出来立てらしくまだあたたかい状態で配られました。

車窓を眺めながら一杯やるのが寝台特急の楽しみ。青森のお酒「八甲田おろし」をいただきます。

こんな用紙が配布されました。今回使ったヘッドマークを入札で販売するそうです。最低入札価格は20万円。とても手がでないので入札は見送ることに。

青森県、秋田県を通りすぎて山形県の酒田に到着。ここから先は翌日の敦賀到着までドアは開きません。

夜も更けてきたので就寝の準備。JRのロゴ入り浴衣に着替えます。

この後、寝たり起きたりを繰り返します。日付が変わって深夜12時過ぎ、前日の朝に出発した三条付近を通過。

夜が明けて6時39分、敦賀駅に到着。この駅で機関車が交換。酒田駅以来にドアが開きます。

前方に行ったところ、これまで牽引してきたEF81 136号機はすでに切り離されていました。

交替に現れたEF81 106号機。すでに翌日に向けた寝台特急つるぎを模したヘッドマークがつけられています。

ゆっくりと客車に近づき連結。


朝日を受けて。

敦賀を出発後に朝食をいただきます。

ここらへんで前日に入札の案内があったヘッドマークの落札金額が公開されました。
お値段42万飛んで50円でした。高いと思うか安いと思うか、ここらへんは人それぞれですね。

比叡山などを擁する比良山地を車窓から眺めながら列車は進みます。

敦賀から1時間30分かけて湖西線を通り京都に到着。

9時50分、大阪駅に到着。18時間を超える旅はひとまずここまで。
名残を惜しむ間もなく慌ただしく回送されて行きました。

次回は復路までの時間つぶし観光のお話。

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