2014年11月10日月曜日

日本海縦貫線号の旅(その4)

前回で京都から大阪へと戻ってきました。
夕食を食べてお腹を満たし、大阪駅の11番線へ。

列車が入線するまで30分以上ありますが、すでに10番線には撮影しようという人で溢れてました。時間を追うごとに人の数も増えていき、ほどほどに殺伐とした雰囲気に。

22時15分。新潟行きの日本海縦貫線号が入線。あまりに人が多いのと暗いのとでまともに撮れないと思い運任せの流し撮り。結果はご覧のとおり。
発車まで7分しかないので混雑する先頭の写真は諦めて最後尾へ向かいます。

テールマーク。かつての寝台特急つるぎを模したもの。

サボはこんな感じに。
22時22分の発車時刻から数分遅れて大阪駅を発車。

乗車したのは4号車、オハネ25 213でした。

大阪を発車したあとの時刻表は以下のとおり。
太字になっているのが客扱いありの駅で、それ以外は運転停車です。
大阪を発車後にドアが開くのは京都、長岡、新津、そして終点の新潟。
羽生田と新津に40分前後停車するダイヤとなっています。

駅名着時刻発時刻駅名着時刻発時刻
大阪(22:15)22:22見附6:316:33
京都22:5423:00東三条6:446:46
敦賀0:190:43加茂6:556:57
金沢2:212:23羽生田7:037:42
直江津4:364:50新津7:558:34
宮内5:516:11越後石山8:468:48
長岡6:176:20新潟8:57

大阪を出て30分、京都駅に到着です。京都駅ではたまたま関西出張に来ていた兄がホームに見送りに来てくれました。
京都を出ると次は敦賀までノンストップ。琵琶湖が見えてきたあたりで寝台に寝転び、ちょっと寝ようかなと思っていたら、そのまま熟睡してしまいました。

ガタンガタンと何回も分岐を渡る音で目を覚ますと、直江津到着間際。気がついたら新潟県に戻っていました。奥には485系の姿が。
直江津では会社の後輩が撮影にやってきていました。ドアは開かないので窓越しに手を振り合ってお別れ。
直江津を発車後、夢の世界へ。

再び目を覚ますと、長岡到着間際。夜が明け始めています。

車窓から弥彦山が見えてきました。

東三条に運転停車。

このころ、車内では朝食のお弁当の配布が始まりました。

中身はこんな感じ。新津の三新軒の鮭の焼漬弁当ですね。羽生田駅で長時間停車している間に完食しました。ちなみに羽生田駅でもホームに知人が来ていました。

7時55分、新津に到着。ここで最後尾に動きがありました。

長岡方からEF64が現れました。

最後尾に近づいていき、、、

連結完了。
EF64を連結したのは新潟駅到着後の回送のためです。

EF64と24系。まさにクラシカル・ブルートレインといった雰囲気です。

青い機関車と青い客車と青い空。

最後尾での撮影もほどほどに先頭に向います。2番線には485系の姿が。

先頭に到着。牽引機はEF81形138号機。敦賀でEF81形106号機とかえたようです。

大阪を出発して10時間弱。ようやくヘッドマークを撮影することができました。
このヘッドマークも往路とどうように入札があり25万円で落札されました。往路が42万50円だったのでかなり差がでましたね。
新津駅でも友人に遭遇。どれだけ遭遇すりゃ気が済むんだ。

新津駅でいくつか列車を先に通し8時34分に出発。終点の新潟まで残りわずかです。

8時57分、定刻通り新潟駅に到着。横断幕で迎えてくれました。後ろにはE653系の姿も見えます。

青い車両と新潟駅の駅名標。この組み合わせはもしかしたら見納めになってしまうかも。

この後、EF64に牽引されて新津へ回送された後、羽越本線を通り青森へと回送されていったようです。

この後、ガタケット会場で開催された「池田邦彦×向谷実トークショー」に行ってきました。

鉄道ネタ満載のトークショーで、あっという間に終了の時間となりました。

燕三条駅を出発して大宮を経由して新青森まで約910km。青森から日本海縦貫線で大阪まで約1020km。そして大阪から新潟まで約580km。合計約2500kmの長い旅が終わりました。
今回の旅もいい旅になりました。このような旅に再び行きたいものです。

0 件のコメント:

コメントを投稿