2014年11月30日日曜日

E129系展示会 in 長岡駅

11月30日、営業運転開始に先立ち新製のE129系の展示会が新潟駅、新津駅、長岡駅の三駅で開催されました。長岡駅での展示会の様子を掲載します。

長岡駅5番線に停車するE129系のA4編成。こちらはE128-104。

E128-104とコンビを組むのはE129-104。

日曜日ということもあって多くの人で賑わっていました。駅員も物珍しいそうに車内を見学していて、駅長らしき方の姿もありました。

金沢へ向かう485系特急北越4号と。2015年の北陸新幹線開業で北越は廃止されるため並ぶ姿を見るのはわずかな期間しかありません。奥の3番線に停車中なのは快速越乃Shukura。

車外への放送用のスピーカー。発車メロディーなどが流れるようになっています。

外からのドアの開閉はボタンで行います。

車内のドア開閉ボタン。
車内の様子を見て行きましょう。

運転席の前に設置された大型のディスプレイ。どのような情報が表示されるのか。

運転席の様子。ワンハンドルマスコンです。

座席はロングシートとボックスシートの組み合わせ。こちらはロングシート。

こちらはボックスシート。115系に比べて座席の間隔が広くなっています。

窓にはペットボトルなどが置けるよう広くなっている部分があります。

窓が開く座席もあります。窓は上から真ん中ほどまで開く構造。

優先席付近。色分けされて優先席であることがわかりやすくなっています。

トイレ。ゆったりとした作りになっています。トイレはE128-104に設置されていました。

車体側面につけられた銘板。「新津」の文字が誇らしげです。

「JR東日本」の銘板も。

パンタグラフはシングルアームパンタグラフ。E129-104に設置されています。


11時40分ごろに展示会を終えて長岡車両センターに向かうE129系。殿町の踏切で撮影。

長岡車両センターまで追いかけてきました。

古参115系と並ぶ新鋭E129系。

奥には115系訓練車の姿も。新兵を見つめる古参の鬼軍曹といったところでしょうか。

最後は顔を面縦で。

来週12月6日に新潟駅で出発セレモニーが行われ営業運転が開始されます。
これから115系にかわり、新潟の鉄路を駆け抜けることでしょう。

2014年11月28日金曜日

弥彦 晩秋

晩秋、紅葉の弥彦。
弥彦山を背に老兵が駆け抜けます。

2014年11月26日水曜日

50周年


2014年11月25日、新潟県内を走る115系L1編成のクハ115-552が製造から50周年を迎えました。おそらく現役の115系では最古の車両だと思われます。半世紀を迎えてもなお現役。よくぞここまでと思わずにいられません。

同じくこの日50周年を迎えるはずだったL3編成のクハ115-551はこの日を迎えることなく去る7月に廃車となってしまいました。

来月12月7日にはL2編成のクハ115-553が50周年を迎える予定になっています。新鋭のE129型の登場により引退が噂される115系ですが、いつまでも元気に走る姿を見続けていたいものです。

2014年11月25日火曜日

大糸線受難

姫川沿いを走るE127系

11月22日夜、長野県北部を震源とする地震が発生しました。被害に遭われた方々に心からお見舞い申し上げます。不幸中の幸いであれだけの建物被害の中で犠牲者がないことにひと安心しています。

この地震の影響で土砂崩れが発生し、今日(11月25日)の正午時点で大糸線の平岩~白馬間で運転見合わせが続いています。
それにしても大糸線は自然災害の脅威にさらされることが多いですね。暴れ川として有名な姫川沿いにあの急峻な地形を走る路線ですので「宿命」といえるのかもしれません。


1996年に発生した蒲原沢での土石流で犠牲になった方々への慰霊碑。前年の1995年の7.11水害では大糸線は存続すら危ぶまれるほどの被害を受けました。あれからまもなく20年になろうとしています。

地域の足の一日も早い復旧を願っています。

2014年11月23日日曜日

不思議なTumblr

SNSの世界とは不思議なもので思わぬところで思わぬ反応があるものです。
何の気なしに投稿したツイートが数多くリツイートされたり、ささいな日常をFacebookに投稿したらたくさんコメントが来たり。
そんなことが現在進行形で起こっています。

舞台はTwitterでもFacebookでもなくTumblr。(Tumblrって何?という方はググってください)
なんとなく投稿した300系が並んだ写真が1000を超えるリアクションをもらっています。
その写真がこちら。証拠というわけではないですが、当該ページのリンクも置いておきます。


数年前に東京駅の東海道新幹線ホームで撮影した300系の写真で、私には特段おもしろいと思える部分が見つからないので、なぜこれほどリアクションをもらっているのか理由は皆目見当がつきません。
特に外国の方にリアクションをもらっているようなのですが、なにか心に触れるようなものがあったのか。
不思議なもんですね。

2014年11月20日木曜日

「夢を運ぶ鉄道画の巨匠 木村定男の世界」を見てきた


長岡市の栃尾美術館で開かれている「夢を運ぶ鉄道画の巨匠 木村定男の世界」を見てきました。
木村定男は生涯で2000点ともいわれる作品を描きましたが、そのほとんどが乗り物をテーマにしたものであり、絵本や図鑑に多くの作品が掲載されました。

館内での展示は一階と二階で分かれていました。一階では地元の鉄道写真家たちが撮影した数々の鉄道写真が展示されていました。当地栃尾を走っていた越後交通栃尾線、通称栃鉄(トッテツ)や越後交通長岡線、通称長鉄(チョウテツ)の在りし日の写真や只見線の除雪に奮戦するDD14など雪国らしい写真の数々。これらを見るためだけでも来る価値はあります。

二階では木村定男の作品が二つの展示室を使って展示されていました。展示室1では主に蒸気機関車の鉄道画が展示されています。戦前に製造された8600形や9600形からD51やC62など戦後復興期を支えた蒸機の画を間近で見ることができます。おそらく日本の蒸機の全形式の画を見られるのではないかと思います。明治の鉄道黎明期を描いた画も展示されていて、明治初年の新橋停車場の画は写真と見紛うばかりに精緻に描き込まれています。

展示室2では特急や新幹線の画が展示されています。EF58牽引特急つばめ、161系特急こだま、181系特急ときなどの高度経済成長期を支えた在来線特急。元祖新幹線0系や上越新幹線200系などの新幹線車両。子供の頃に絵本や図鑑で眺めて夢を膨らませた画に久しぶりに向かい合い、旧友にあったような気分になりました。

中でも寝台特急の画は写実的な画もあれば情感的な画もあり、寝台特急がもつ魅力を存分に描かれていました。「夢見るブルートレイン」のコーナーは見ているだけでブルートレインの旅に誘ってくれるようなコーナーになっています。

販売コーナーでは木村定男に関係する本やカレンダー、ポストカードなどが販売されています。
会期は11月24日(月)までとなっています。鉄道に興味がある方もない方も是非足を運んでもらいたい展示会でした。

2014年11月17日月曜日

「きもの de NO.DO.KA」に乗ってきた

11月15日、団体専用列車「きもの de NODOKA」に乗車してきました。
列車名からなんとなくわかりますが、皆で着物を着て弥彦に行こうという趣旨の列車です。
なので、乗客はほとんど着物姿。私も着物で参加しました。
11月15日は「きものの日」なんですよ。みなさん覚えておきましょう。

12時に新潟駅9番線ホームに向かいます。

12時9分、NODOKA入線。こちらが3号車。

長岡方に1号車です。

NODOKAとE653系特急いなほ

車体横のロゴマーク

ロゴマークに"CARPET TRAIN"とあるように車内はカーペット敷きになっています。

12時22分、新潟駅を発車。信越本線を上っていきます。
普通列車や特急列車とも違い、車窓からの風景は独特な感じで流れていきます。

新津駅に12時37分着、12時40分に発車。加茂駅には12時55分着、12時56分に発車。
それぞれの駅で途中から乗車する方々が乗ってきました。

13時4分に東三条2番線に到着。ここで20分ほど停車します。
ここから信越本線から弥彦線へと入っていきます。

ここから私にお役目がありまして。東三条から吉田までの間で弥彦線の案内をしてほしいというご要望をいただきました。ということで、3号車の乗務員室で車内放送のマイクをとり、吉田までの20分ほど弥彦線についてお話しました。
この経験でわかったことは、車内放送のマイクのONボタンはめちゃくちゃ固い!ということ。
20分も押し続けるシロモノじゃないですね。車掌さんに「これって固いんですねぇ」と言ったら「話し続けることはほとんどありませんからねぇ」と返されました。そりゃそうだ。

御役目を終えて席に戻ると東三条行きの弥彦線がとなりに入線。このアングルはなかなか見れないですね。

弥彦駅に14時11分に到着。着物姿の乗客たちが一斉に下車します。

弥彦駅の改札から見るNODOKAのロゴマーク

朱塗りの柱の弥彦駅

復路まで2時間ほどあるので弥彦公園もみじ谷へ。ピークは過ぎてしまったようですが、まだまだ美しい紅葉です。

越後線や弥彦線を運営し、弥彦公園を造成した越後鉄道二代目社長 久須美東馬翁の像

しかし寒いもんですから早々に弥彦駅に戻ってきました。
弥彦駅と弥彦色115系。落ち着く組み合わせです。

16時26分にNODOKAが弥彦駅に入線。

20分ほど停車して16時45分に弥彦駅を出発します。

それでは新潟へ向かうNODOKAに乗り込みます。

日がすっかり短くなっていますので、吉田駅につく頃にはあたりは真っ暗に。
吉田駅で115系たちが迎えてくれました。NODOKAの展望席から115系たちが待ち構える吉田駅に向かっていくさまは思わず写真を取るのを忘れてしまう程の良い光景でした。

NODOKAの車内ではカクテルなどのお酒も振る舞われました。展望席で暮れゆく越後平野を眺めながら一杯。至福の時間です。3号車では多くの人が展望を楽しんでいました。

亀田駅を通過。このような眺めもなかなか見ることはできないですね。

展望席から新潟の街明かりをながめつつ一路終着駅へ。

17時50分、終点新潟駅に到着。楽しい時間はあっという間に過ぎていくものですね。
このような楽しい企画を立案し実施していただいた幹事のK様には本当に感謝いたします。
ありがとうございました。

新潟からは新幹線で燕三条へ。

11月15日は上越新幹線の開業日。開業日に乗るのはどうも二年連続のようです。来年の11月15日は日曜日なのでもしかすると三年連続開業日乗車ができるかも!?